聖印と神像

　聖印の中心には漆黒の星が浮かび、その周囲には暗黒の霧が立ち込めています。星の輝きは歪み、その輝きからは混沌と滅亡の力が感じられます。琴の代わりに、腐敗した枯れ木が描かれ、その枝からは暗黒のエネルギーが漏れ出ています。

神格と教義

　テスタエキナは本来、創造と変化の力を司る神であり、その美しい旋律は新たな物語や世界を生み出す力を持っています。しかし、"残蝕神"ケラルホルツを中心とした第二の剣の神々の陣営が彼女の信仰を汚染するために、信仰の弱った彼女に対して悪意ある手段を用いました。彼らは、テスタエキナの力を利用して混乱と破壊をもたらすように仕向け、彼女の教えを歪めてしまいます。
　その結果、テスタエキナは暗黒と混沌の神として歪められ、蛮族などの野蛮な民族によって主に信仰されることになります。彼女の教えは、創造と変化の美しい側面ではなく、変化に伴う破壊と異物の創造による混沌の暗黒な側面を強調するものに変貌してしまいました。彼女の美しい旋律は醜悪な不協和音となり、新たな物語は混乱と破壊をもたらすものとされます。

　ケラルホルツによってゆがめられたテスタエキナは、滅亡と混沌を求める神として描かれます。彼女は本来、創造と変化の美しい旋律を奏で、新たな物語や世界を生み出す力を持っていましたが、ケラルホルツの影響を受け、その力が暗黒と混沌へと変貌してしまったのです。
　テスタエキナは、混沌の中に秘められた力と知識を探求し、滅亡と混沌の美しさを追求します。彼女は闇の中で自らの真の姿を見出し、その力を解き放つことで世界を変えようとします。彼女の教えは、創造や善良さではなく、滅亡と混沌の探求を強調し、その美しさを称賛するものとなります。
　テスタエキナの信者たちは、彼女の力によって混沌を広め、世界を荒廃させることを目指します。彼らは暗黒と混沌の力を崇拝し、その力を背景に戦い、破壊をもたらします。彼らは滅びゆく世界の中で真の自己を見出し、混沌の美しさを追求することを喜びとし、その旋律を奏で続けるのです。

格言

「世界は混沌の中に生まれ、混沌の中に帰る。その流れに身を委ねよ。」

「混沌に溺れよ、そして真の自己を見出せ。」

「滅びの旋律が、新たな終わりを告げる。」